世界の迷機・珍機その1と3分の2 「ホーカー ホットスパー」 -四連装の変態3-
それが…
「ホーカー ホットスパー」
です。
スペック
全長:10.02m
全幅:12.34m
全備重量:3,470kg
エンジン:ロールスロイス・マーリン2(1,030馬力)
最大速度:510km/h
航続距離:不明
武装:7.7mm機銃×4、7.7mm機銃×1(前方)
乗員:2名
ホーカー ホットスパーは、デファイアントの競作機として開発された機体です。
(開発経緯の詳細はデファイアントの記事を参照)
ハリケーンの胴体を流用して、後ろに4連装旋回機銃を装備してできました。
ホットスパーは後部だけでなくなんと前方にも機銃を(一門だけですが)装備していました。
しかし残念ながら、4連装銃塔を装備したことによる重量バランスの調整に手間取ったために試作機の製作が遅れ、不採用となってしまいました。
スペックだけ見るとデファイアントにそれほど劣っていないように見えますが…
もし実戦に出たら、前方に武装を装備していないデファイアントよりは活躍できたのでは?と思います。
「本音は前方銃をつけたことが気に入らなかっただけだろう」by ピクシブ百科事典
ちなみに「ホットスパー」は、英語で「向こう見ずな人」といった意味のようです。
これで四連装の変態シリーズは終了です。次の迷機をお楽しみに!